源氏物語千年紀
久々に「だてけん」にはほとんど関係のない投稿をさせていただきます。
今年は、書物の上で源氏物語に関する記載があった日付からちょうど一千年に当たるということで、いろいろなイベントが行われているようです。かく言う私は「源氏物語」を読もうとして、あるいは読まざるをえない状況が何度かあったにもかかわらず、未だ「いずれのおん時」から先へ進んでいません。
先日思い立って大学時代の教科書だった「光源氏の一生」(池田弥三郎著・講談社現代新書・昭和39年初版一刷)を本棚の隅で見つけ、三日間ほどで読破しました。この本は、長くて複雑な源氏物語の内容を大胆にカットし、「光源氏の一生」という筋道に再編成したものです。著者(池田弥三郎)のフィルターを通した光源氏像を見せられたとも言えますが、この本を読んだおかげで、これまで自分が「いずれのおん時から」先へ進めなかったわけが分かりました。光源氏を中心とした人間関係があまりにも複雑なのです。さらに、個人を呼び表すのに役職や位で呼んだり、住まいの住所で呼んだりします。そんなこんなで、物語の面白さを楽しむ前に膨大なエネルギーを使ってしまうのです。でも、これで本編の源氏物語を読む決心がつきました。まず、現代語訳を読んでみます。その後、原文を読んでみようと思います。
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